「あなたが娘じゃなかったら絶対に友達には、なっていなかったわね。」
と言い切る彼女
「じゃぁ、最高のめぐり合わせじゃん!ね!」
と解釈した私。
笑う彼女。
リナと彼女の絆は、深くて強い。
彼女との出会いは、二十年前。
これから波乱万丈な人生をおくる彼女に神様は、私というちっぽけな人間を添えた。
考えが違う。感じ方が違う。趣味が違う。好きな食べ物、好きな音楽も違う。
相談相手は、彼女ではなかった。
それでも、注がれる愛情に勝るものは、なかったんだろう。
彼女の歩いてきた道は、私に未来を教えてくれた。
彼女が歩こうとする道は、私に勇気をくれた。
彼女という存在が私という存在に繋がる。
彼女は、無限の愛を私というちっぽけな人間に注ぎ、注ぎ続ける。
何もしてあげられない私を彼女は、支えとする。
神様が私を添えた理由。
リナとママの関係。
神様が与えてくれた絆。